日本将棋の駒

 日本将棋の駒も一応持っています。私の場合、家族にこういったことをやる者がいないため、むしろ道具には実用性よりも、「持っている」という満足感がある物を買っちゃいます。
 将棋の駒は黄楊がいいことになっていますが、確かに手触りがいいですね。
 詰め将棋をやる時は、5手詰めまでは頭だけで出来ますが、7手詰めくらいになってくるとさすがに駒を並べます。もちろん、ああでもないこうでもない、と動かすよりは、確認のためなんですが、と言い訳をしておこう。
 日本将棋の駒は、チェスに比べてデザイン性は薄くなります。象牙で作って色が反対になっているとかいうのもあるそうですが、やはり、字が彫ってあるだけなのは同じですよね。これは、取った駒を打つことが出来るというルールにも関係あるんでしょうが、ちよっと寂しい気はします。そのかわり、金将棋や回り将棋なんていうバリエーションも生まれました。
 そういえば子供のころに100円だかで買った安物の駒を、一生懸命彫刻刀で彫ったりもしました。彫りゴマを手に入れたい一心からでしたが、4つくらいで挫折しました。


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