ワルサーP99――綾波レイの拳銃


 もちろん綾波レイの銃なんてないんですが、月刊ヤングエース2012年5月号の表紙でレイが持っていたのがワルサーP99だったとか。それで以前にご紹介したKTWの奴を零号機仕様に塗ってみました。といっても、スプレーと筆塗りしただけですが。

 おおっと、このマグネットは痛いぞ。
 使ったのはネイビーとピュアホワイト、軍艦の艦底色(上の所)と灰色(後ろ)、銀、透明緑と赤です。最初、青で塗ったらどうもくすんでいてイメージが違い、やり直したのです。その為塗装が分厚くなってしまいましたが、幸い垂れてはいません。
 ただ、綺麗にやるにはどうしても全部ばらさねばならず、それは何とかなっても、今度は組み立てに苦労しました。でも、やれば何とかなるものですね。ちょっとレバーが固くなったけど、とりあえずは撃てます。というか、癖さえ分かれば、結構集弾率いいじゃん。
 内部には、これまた磁石が仕込んであり、写真のネルフマークは着脱可能です。ロンギヌスの槍の意匠でも着ければいいのかな。だけど、下手にデカール貼っても、こういう触りまくるものは剥がれちゃうしな。

 頭と顎は、銃口下と後ろで再現してあります。銀色に、透明色を塗り重ねたところ。厳密に言えば、顎は灰色に赤だからいいんですが、本当は頭は青に緑なんですよね。上部の茶色も配色的には位置が違うんですが、部品ごとに塗り分けることとの兼ね合いなので、これはこれでいいとしましょう。

 ところで「ガンダム」、「マクロス」もですが、私にとって「エヴァンゲリオン」とは「ヱヴァンゲリヲン」ではない、つまりテレビなんです。特にマクロスは、手が空母でなくてはならない。別に原理主義者じゃないんですが、どうも世の中、映画版が出るとそればかりになってしまうような気がして。
 だからこの銃も黄色ではなく、青です。まあ、零号機はテレビでも試作品は黄色ですが。長く見たのはこっちだし。


宇宙暦52年10月8日改


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