VSR Gスペック


 この銃器室にライフルはこれとウィンチェスターしかありません。東京マルイのVSR−10 Gスペック。基本的に拳銃の方が好きなんですが、命中率を考えて手に入れました。照準器もマルイのズーム型。高級感を出すために台木だけは木製に替えてありますが、通販の何処で買ったか失念してしまいました。どうも、面目ない次第であります。

 とにかくよく当たります。AP210もいい銃ですが、うちではあれを凌ぐのはこれだけでしょう。勿論、そもそもが比べるのに無理があるのは重々承知しておりますが――。
 そもそもライフルは銃身が長くて弾道が安定するし、肩に台尻を当てるので照準器が目に近くなります。だから倍率のついた望遠鏡のような照準器を使い易く、遠くの的に当てるには拳銃よりずっと有利です。現に、拳銃に着ける型の望遠鏡型照準器はほとんどなく、ネットの評判でも「使いにくい」とありました。
 もっともこのライフルは、実は照準器使用を前提としているので、逆に何も付けないと2メートル先の缶すら満足に当たらなくなります。これは練習次第でしょうが、いずれにせよ、照準器は必須でしょう。

 で、実はこの銃、公称では「30m離れて2cmの的に当てる」とか「20m離れたコインを撃つ」とかあって、値段の割には高性能なんだと思います。ただ我が家ではそんなに長い距離をとれる筈もなく、屋外では風が邪魔だとかの問題もあって、現実には7m位離れた的しか撃てません。その場合は、ちゃんと椅子の背などに乗せれば、1cm位の円に命中します。ただ私はスタンドの持っていませんので、結局は普通の立ち姿勢で撃つことになり、どうにもフラフラしますね。これは練習次第なんでしょう。

 目下の問題は、台木を替えた為に 肩掛けを付けるための金具スリングスイベルがなくなってしまったことです。外に持ち出すことは余りないからいいんですが、ノーベルアームズから木螺子付きが出ているので、そのうち注文するかも知れません。

宇宙暦40年6月12日


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