日本語で読めるシャーロック・ホームズのパスティッシュ・パロディを集めてみました。表の作成に当たっては、次のような規準を設けてあります。本を買う時の参考にでもなれば幸いです。

1. 　一応、単行本として独立した小説のうち、自分で持っているものに限る。これは、きちんとした紹介が出来るようにするためである。
2. 　次のようなものは、分類の整理が出来ていないので、今回は見送る。
   1. 　伝記のようなサイド・ストーリー（例、ベアリング・グールドの「シャーロック・ホームズ　ガス灯に浮かぶその生涯」）
   2. 　短編集や雑誌に他の作品と併せて収録されたもの（多数あり）
   3. 　ホームズがちょっとだけ出てくるもの（例、ポール・アンダースンの「タイム・パトロール」）
   4. 　内容的に、あまりホームズと関係のないもの（例、ジェームズ・アンダースンの「シャーロック・ホームズ殺人事件」）
   5. 　マンガ（多数あり）
   6. 　アドベンチャー・ゲーム・ブック（数種あり）。ただし傑作も存在するので、そのうちやりましょう。
   7. 　その他、自分でここに収録するに疑問を持つもの（例、オーガスト・ダーレスの「ソラー・ポンス」）
3. 　パスティッシュとパロディの厳密な区別は難しいので、その点については触れない。
4. 　現在出版されているかどうかは不明の物も含む。
5. 　値段は変動することがあるので、取り上げない。
6. 　表中にリンクのあるものは、短編集の内容一覧である。

　ホームズのこの手の本は星の数ほどありますので、もちろんまだまだ不完全です。例えば、講談社文庫から出ていたモリアーティが主人公のなどは、まだ手に入れていません。その他、「あれはどうした」の類がありましたら、平田までお知らせ下さると有り難く思います。

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