HBF-255Tと共にオムロンコネクト対応の血圧計です。ブルートゥースを使用してアンドロイドやアイパッドにデータを転送し、グラフにしたりします。血圧というのは毎日の記録が重要で、それを医師に見せねばなりません。前に持っていた機種はただ測るだけですので、最初の数年は手書きの血圧手帳を付けていました。ところがある日、もしかしてコンピューターが使えるんじゃないかと思って検索してみたら、ちゃんと専用の(手入力ですが)ソフトが存在していて、掛かりつけの病院にタブレットで持って行くと、これでいいとのこと。ならばいっそのこと、と思ってブルートゥースで読み出せるのを購入したのです。
 これはオムロンコネクトのソフトを使って転送する訳ですが、そちらには脈拍や血圧日記も記録してくれます。電子血圧手帳ですね。データをCSVにして出力したりも出来るのですが、別にそこまでしなくても、クラウドに対応しているので、医院に行く時はタブレットを持って行って見せるだけです。理想血圧設定も、年齢や糖尿病などに合わせて指定し、色分けしてくれます。

 ただオムロンコネクトの妙な点は、それぞれの端末毎に機械を登録しなくてはならない点です。
 普通に考えたら、例えばスマートフォンに血圧計を登録すれば、別のタブレットでもメールアドレスなどのID登録で連動出来そうですよね。ところがそちらにも同じ血圧計を接続しないと、クラウドに登録が出来ないんです。製品を持っていることをチェックする為なのかも知れませんが、これはブルートゥースを備えていない端末は使えないことを意味します。
 まあ、今時そんな端末は無いのかも知れませんが、これはちょっと面倒臭い。そこがちょっとなあ。
 あと、私のスマートフォン(モトローラーのG5s)との相性が悪く、接続は一応出来るのですが、自動でスイッチが入れられません。何を言ってるのかというと、普通の手順は、「測定→端末を操作→HEM-7281Tが起動して転送」の筈なのが、血圧計が反応しないんです。今やっているのは、「測定→妻のスマートフォン(シャープSHV42)で読み出し(これは自動で出来る)→私の端末を操作→血圧計のスイッチが入り、転送」という手順で、どうしてこうなるのかが不明です。ブルートゥースっていろいろ相性があるらしく、特にモトローラーには癖があるみたい。
 その他の問題としては、使用者登録は二人しか出来ません。うちは夫婦二人だけで使用しているからいいのですが、家族が多いと困ります。あと、ソフトが縦画面専用というのは、この製品だけの問題じゃないか。タブレットは横に使いたいのですが。

 さて、血圧の為にも痩せねば。