「黒色無双」報告


 スタンドに塗ったところ。上部銀色の円盤は磁石です。
 スケッチブックの表紙裏に塗りました。窓際では、やはり白く見えます。このボードを各写真の背景にしました。

黒色無双無し。
 当然スタンドは丸見え、背景も白みがかります。

黒色無双有り、自然光・照明無し。
 スタンドも背景も、ほぼ見えません。

黒色無双有り、横からの照明。
 いい感じですが、スタンドが僅かに見えます。ただし、背景はきちんと沈むので、立ちポーズには良さそう。

黒色無双有り、天井の照明。
 流石に、はっきり見えますね。背景も右が僅かに白い。しかしやはり、立ちポーズには充分でしょうか。
 光陽オリエントジャパン株式会社の塗料「黒色無双」。エアブラシ0.8%、筆塗り1.2%の反射率で、ほぼ漆黒に見えるという優れ物。アマゾンで品切れとかいうことでしたが、早めに注文したので手に入れられました。以下、その報告です。といっても、写真をご覧いただければ一目瞭然ですよね。

 私はエアブラシを持っていないので、当然筆塗りです。平筆でスケッチブックの表紙裏とスタンドに塗り、ザクのプラモデルを浮かしてみました。右の写真の通りです。ザク各写真の拡大は、それぞれをクリックして下さい。
 まあ当然といえば当然ですが、肉眼視では背景に溶け込むところまでは行きません。そこそこ白く見えます。一番上右の、スケッチブックの感じですね。何というか、煤みたいです。説明書には剥がれ易いので注意とありますが、少なくとも触ったら手が真っ黒なんてことはなく、一応定着していました。アクリルですので臭いもなく、筆は水洗い出来ます。なかなか速乾性もあり。ただ、強く擦ったらどうなるかまでは試していません。
 注意するのは、黒い物に塗った場合、何処までやったか判らなくなることですが、これは乾いてから見直せば解決します。むしろ、瓶の中の何処まで入っているのかの方が判りにくいので、筆を入れる加減が難しいかな。

 ちょっと高額ですが、100ミリリットルというのは結構あります。私はそんなに使わないので、もう少し小瓶があれば良かったかな。余り触らない方がよいので、飾りっぱなしのものに向いてますね。ブログとかSNSで公開する写真に、便利に使えると思います。

宇宙暦52年5月22日


工作室に戻る