いや、実はここではフルスクラッチのもの以外は反則だと思っていたのですが、ちょっとこれだけはという感じで――。

 「超時空要塞マクロス」は、まあLDは持っていますが、全体としてはアニメそのものよりも玩具の方が興味がありました。当時から売り出された可変バルキリーの精密さ。ついつい4つも買ってあります。
 しかし何と言っても好きだったのは、主人公メカのマクロス本体。要塞から強攻形にトランスフォーメーションする身長1200メートルの巨大ロボットという莫迦々々しさでした。だってあなた、1200メートルですぜ1200メートル。しかも人型。最初にアニメでトランスフォーメーションをすると言い出した時、変形するのはあるにしても、まさか人型になるとは思ってませんでした。それが換装が間に合わなかったために、両腕が戦艦になっていて、しかもダイダロスアタックではそのまま殴りつけるという――。これを莫迦と言わずして何と言おう。いや、言わない(反語)。

 ということで、当時タカトクから出ていたビッグマクロスですが、これはただの渾名だそうですね。確かにでかいけど。これが、よる年波と日焼けでだいぶ汚れてしまいました。そこで、ウェーブから映画版の可変フィギュアが出たのを記念に改めて引っ張り出し、テレビ版はこれしかないので改装することにしました。超合金魂か何かで出してくれないもんかなあ。
 まず、写真を撮りながら細かいデカールを剥していきます。そしてパテでねじ穴を埋めてみました。後は全体を塗りなおすわけですが、これは一苦労。とりあえず、ダイダロスとプロメテウスだけ出来上がっています
 しかしこれだと細かいデカールの部分はなくなってしまうのではないかと思われそうですが、個人的にゴチャゴチャしたデザインは好きじゃありません。とりあえず全部塗り切ったあとで全体を見て考えます。
 しかし、そもそもこれは塗るのがとても大変です。果たして完成するのでしょうか。次回報告をご期待!(しないで下さい)。


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