雑物まとめ・9


 最近、アンドロイドテレビに初代プレイステーションのエミュレーターというのを入れたので、ウィザードリィやリッジ・レーサーをやり出しています。それで、余り使っていないデュアルショック4を引っ張り出してブルートゥースで繋いでるんですが、これ、ストラップの穴がありません。そこで、前にプレイステーションVRを買った時、別のコントローラーに首から下げる為に穴を開けたので、今度もそれと同じことをしようとしたのですが、どうせ分解するのだからと、色を塗ってみることにしました。折角だから前の奴も一緒に彩色することとし、エヴァンゲリオンの初号機と二号機(「弐」号機かも知れないけど、テレビでは算用数字だったかな)仕様にします。
 全体の彩色はスプレーで、二号機は百均の赤と白、初号機は流石に百円では無理で、プラモデル用の紫とライトグリーンです。問題はデュアルショックの材質がよく判らなかったことでして、ABSだと下手な塗料を使うと割れるらしいので、最初にガイアノーツマルチプライマーを塗ってあります。それから改めて白サーフェイサーを掛け、のち、本格的に彩色しました。
 実は最初、初号機の紫と緑を反対に塗ってしまい、二号機を塗ってからそのことに気がついてやり直し。いや、どちらでも良さそうなんですが、どうもバランスがよくありません。で、もう一回分解してスプレーを掛け直したら、今度は棒の先に立てて乾燥している最中、風が強くてひっくり返り、傷がついてしまうという始末。まあでも、ゲームコントローラーだからいいや、いずれ傷は付くだろうと自分に言い聞かせました。
 細かいところはちょちょっと筆塗り。目やロゴマークはコンピューターで刷ったシールです。裏のネルフマークは無くても良いのですが、傷を誤魔化す為に貼りました。一応、何とかなったかな。
 前述のように所詮ゲームコントローラー、飾っておくものではありません。まあ、そのうち塗装が剥げても、仕方ないというところでしょう。あと、デュアルショックをもう一つ持っていれば零号機仕様も塗るのですが、その為に買うつもりはないなあ、流石に。

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 その後の報告です。やっぱり剥げました。で、実は二号機のコントローラーを壊してしまったので、以下に反省を記しておきます。

  1.  剥げたために塗り直しても、多分また剥げる。いい方法がないかと模索し、透明のカバーがあると知るので通販で注文。
  2.  考えてみると、ストラップはカバーに穴を開ければ着けられるわけなので、再び本体を分解して穴を塞いで塗り直す。
  3.  組み立てる際に、どうしても外装が閉まらない。何度やっても駄目。何と、発光部の部品を逆さに着けている。これでは入るわけがないが、付け替えたら今度はダイオードが光らない。接点回復を掛けても駄目。よくみると、フラットケーブルが断線しているので、取り敢えずもう一つのを外して着けたら光った。ただし、ダイオードの色がどうも変。充電中は橙色になる筈が、赤くなってしまう。他の動作自体は正常なので、とにかく秋葉原にケーブルを買いに行く。
  4.  無事ケーブルは買えるが、帰りの電車の中で、色がおかしいのは接点回復のせいかも知れないと気づく。ここで、とにかく早く帰りたいと焦りだす。
  5.  帰り着いて、まずケーブルがちゃんとしている方を塗り直すこととして、せかせかと開始。これがまずかったので、後で書きます。
  6.  とにかく塗り終えて乾かしている間に、断線した方の端子を拭いてみる。回復剤を取る為。ケーブルを繋いだが、色は変わらず。まあ、動くからよしとする。
  7.  塗り直した方を調べて唖然とする。何と、充電端子を外さないでスプレーを掛けている。中に塗料が入ってしまい、接触が心配。焦っていた為。それで掃除をしていたりするうちに、全く作動しなくなる。基盤自体が故障したらしい。
 ということで、部品を逆さに着けるという失敗から間違いが連鎖して、一つ壊してしまいました。何と言うことはない、落ち着いて丁寧にやれば済んだことなのです。ゲームコントローラー程度のことで本当に良かった。今後はもっと落ち着いて行動しなくては。
 カバーを着けるとこんな感じで、輪ゴムで止めてあるのは外れないようにする為。そもそも最初からカバーの存在を知っていれば、これにストラップの穴を開け、本体ではなく、カバーの内側から塗装していたでしょう。デュアルショック4は品薄で高価だし、そもそもプレイステーション4でやることも余りない為、買い換える気にもなれません。発光色がおかしくても、とにかく一つ動いているわけなので、今回はこのままにしようと思います。
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 再びその後。
 このままだとプレイステーション本体にいちいち繋ぎ直さないと使えないので、近所の中古屋でコントローラーを買って来ました。1400円という格安で、裏に「VP-403」と書いてあるのですが、検索しても何処のだかよくわかりません。この軽さでは、振動もなさそうだなあ。
 で、プレステには繋がりましたが、アンドロイドテレビでは駄目です。ブルートゥース認識はするのですが、接続が完了しないんです。
 まあ、とりあえずは使えるからということと、下部が濃い青だったので、今度は零号機としました。分解は懲りていますから、スティックを白くしてシールを貼っただけです。元の色が良かったので、そこそこには出来ますね。ストラップはゴムで着けてあります。何だ、この方法があったのか。
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 再びその後です。

 このままにしてしまうのも業腹なので、今度はデュアルセンスPS5のコントローラーを中古で買いました。アンドロイド12なら完全に動くという話ですが、とりあえずちゃんと作動します。面白いのは、ゲームコントローラーとしてボタンの配置があちこち違うらしく、設定し直しは仕方ないとして、日本のテレビで動かすには少しは使い易いかなというところ。PS4で使えなかったとの報告は、このせいもあるかも知れません。困るのはL2ボタンの作動がエミュレーターかウィザードリィとの相性が悪くて少し甘いので、これもキー配置で何とかしました。
 で、分解するのは怖いし意味も無いので、筆塗りです。これで零号機から二号機まで揃いました。ただ、真ん中のPSボタンが透かし彫りだったので、上手くシールが貼れません。服に着けるボタンを貼って凌いでいますが、どうも取れやすそうですね。何かいい方法はないものか。


 私は東京生まれですが、一歳の時に神奈川に越して来て、以来を小田急線沿線で暮らしています。上の写真は、左からデニ1300形、デハ1705形、デハ1753形、デハ1706形で、小さい頃には茶色が各駅停車、黄色が急行という印象があったのですが、どうもそうでもないらしいです。
 で、この模型はNゲージサイズなのですが、中に電飾をするにはレールから電気を貰ったりしなくてはなりません。そこで、テープLEDを使って車内灯を点けることにしました。
 まあ要するに、テープLEDを分断して電極を剥き出しにしてから、半田で細い電線を着けます。しかしこれが意外に大変で、一本だけのエナメル線は半田が染み込まないので、表面張力が邪魔して着けにくいんです。随分苦労してもすぐ外れるし、かなり厄介でした。
 で、ようやく完成してから仕込んでみたら、どうも明る過ぎます。それで、抵抗か何かで暗くしようかと思ったら、検索してみると、滅光シールというのがあるんですね。何だそんなことか、と、コンピューター用のクラフト紙を被せたら良い具合になりました。写真では分かり難いのですが、肉眼だとかなり減光出来ています(一番下が剥き出し、上の二つが紙を被せたもの)。中の構造上、天井灯という訳にはいきませんが、暗くしたら中々雰囲気が出ますね(下写真)。因みに後ろで微かに「座間」という字が読み取れると思いますが、これはテレビの前に飾ってあって、HDMI切替器のランプの前に、自宅最寄り駅の駅看板を作ってみたからです。現実にこんな光り方はしませんが、まあ、いいとしましょう。


宇宙暦54年3月21日改


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