高所ドア、じゃないんだとは思います。ただ、これについている鍵は外からしか閉められません。「高所鍵」というのもありなのかな。

　猿ケ京で撮った（旅行シリーズに入れるほどの数が見つからなかった）ものですが、あまりにも杜撰。ここまでいいかげんな作りだと、いっそ潔さを感じます。今にも倒れそうなのは古いから仕方ないとして、滑り戸の高さが全然違うのを、小屋の方を無理矢理改造（しかも斜めの板をつけただけ）して力技で取り付けてあります。果たしてこれで開くのでしょうか（試してみる勇気は、さすがにありませんでした）。
　もしかすると、これが開かないから一番左を取り付けたのではないかとも思ったのですが、よく見るとこれもドアではありません。つまりその右の戸が、こいつを開かなくしてしまっているわけです。
　ううん、不思議だ。改造に改造を重ねた結果なのだろうか。しかしこれで苦労するよりも、いっそ全部取り壊して、ＤＩＹショップで組み立て物置を買った方が安いような気もします。それとも、全部拾ってきた材料？

目次に戻る