これはかつて、もっとも広く行われた占い方である。運勢全般を占うのにはあまり向かないが、問題をしぼったときには非常にやりやすい。簡単な展開法なので、ぜひとも覚えてほしい。
まず「アラキス」のカードをぬいたあとで、残りの二十二枚をよく切る。これにはいろいろなやり方があるが、正位置と逆位置の問題があるので、台の上でまわすようにまぜるのがもっとも良いだろう。枚数が少ないこともあるから、普通のゲーム・カードのようにはいかないと思う。
切り終わったら、まずアラキス・カードを台の中心に置く。それから二十二枚のカードを順番にめくっていき、一枚目をアラキスの上に、以下は図のように渦巻に展開していく。それぞれの位置の意味は次のとおりである。