砂丘の渦


 これはかつて、もっとも広く行われた占い方である。運勢全般を占うのにはあまり向かないが、問題をしぼったときには非常にやりやすい。簡単な展開法なので、ぜひとも覚えてほしい。

 まず「アラキス」のカードをぬいたあとで、残りの二十二枚をよく切る。これにはいろいろなやり方があるが、正位置と逆位置の問題があるので、台の上でまわすようにまぜるのがもっとも良いだろう。枚数が少ないこともあるから、普通のゲーム・カードのようにはいかないと思う。
 切り終わったら、まずアラキス・カードを台の中心に置く。それから二十二枚のカードを順番にめくっていき、一枚目をアラキスの上に、以下は図のように渦巻に展開していく。それぞれの位置の意味は次のとおりである。

  1. 問題の中心点
  2. 自分自身の未来
  3. 自分自身の現在
  4. 自分自身の過去
  5. 外界の過去
  6. 外界の現在
  7. 外界の未来
  8. 結論
  この方法の特徴は、自分自身の状況をあらわすカードを時間と逆順に並べるところにある。これは未来のヴィジョンがまず先にあり、過去はその実現のためにあるとの思想がもとになっているらしい。読み取りの上で注意することは、過去、現在、未来の流れの順に、外界と自身の対応の上で意味をとっていくことである。


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