賀州住藤国 元禄期

    宇宙暦(平成、西暦)年
      神奈川県登録 

      全長 一尺二寸七分(
      刃渡り 九寸八厘(
      反り無し
      巾 二分(
      元幅 九分九厘(
      元重 二分(
      先幅 六分六厘(
      先重 一分三厘(
      重量 七両(

       平造り、庵棟、目釘穴一つ。反り付かず、ふくら枯れる。地紋は杢目肌、刃紋は野垂れ、刃中ににえにおい付かず、沸のみ地に入り込む。「賀州住藤国」と読める銘があり、年代は無い。


     この作者についてはよく判りません。ネットで検索すると、「賀州住兼若」という人ばかり引っ掛かり、この人の名前は元のオークションのページだけでした。一門なのだとは思いますが、不勉強な次第であります。
     買った時は三万円という破格の安さでもあり、どうしても砥ぎを必要としました。それでいつもの流儀で自己砥ぎをしてみたのですが、刃艶を掛けても沸も匂も現れず、地沸だけが立ってきます。また、地肌に杢目らしき模様も現れたのですが、金肌で拭うと薄くなり、私の腕では磨きで消えてしまいました。ただ、前述のように、刃中に宝石のように現れた杢目だけは大切に際立たせてあります。


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