関住人三輪兼友作 現代刀
宇宙暦三十五(平成十五、西暦二〇〇三)年
埼玉県登録 七三一八三
全長 二尺九寸三分(八十八センチ七ミリメートル)
刃渡り 二尺二寸(六十七センチ四ミリメートル)
反り 七分(二センチ二ミリメートル)
巾 三分(九ミリメートル)
元幅 九分六厘(二センチ九ミリメートル)
元重 三分(九ミリメートル)
先幅 六分六厘(二センチメートル)
先重 一分三厘(四ミリメートル)
重量 一斤九両七匁(七百四十グラム)
打刀、鎬造り、目釘穴一つ。樋は無い。刃紋は表が互の目、裏が直刃に近く僅かに波がある。匂出来、柾目と思われるが筆者には見分けつかず。沸と見えるものは、金肌拭いを掛けたら現れた物。帽子は小丸。表の銘に「関住人三輪兼友作」とある。
この刀はNPSカットラリーの委託刀で、何と十六万円という格安で購入しました。かなりの美品です。ただ、拭いが入れてなかったのでそれを行い、磨き棒も自分で掛けました。後刃取りも含めて今三つ、の腕ですね。
作者の三輪兼友さんは、こちらのページによれば、【上工の列】大業物・関脇クラスの人だそうです。そんな方の作品が、こんなに安く私の手に渡ってくるとは思いもよりませんでした。扱いが下手で申し訳ありません。