そもそもこのフル・スクラッチ計画は、これと流星バッジが欲しくてはじめたようなものです。玩具として出ていたのは知っていたのですが、デザインがどうも気に入らなかったので買いそびれているうちに、手に入れ損ねてしまいました(教訓――ファンは、迷った時は買わねばならない)。ということで、製作。

 まず、DVDから画像を起こして形を確認します。それで大きさの測定をして、最初はすべてパテで作ろうとしました。ところがこれは全然うまく行かず、一度は断念。そうしているうちに思いついたのが水道管です。
 で、早速近所のDIYの店に走り、ビニール管を購入しました。それを適切な長さに切って片側を丸めます。困ったのは上部の透明な部分で、実はこれは、化粧品のキャップです。当然中に灯りを仕込みたかったので、何かいい材料はないか(プラ版を丸めて作っても見ましたが、どうしても繋ぎ目がごまかしきれません)と探して見つけ出したものです。うまい具合に、この水道管にぴったりだったのですが――。
 それ以上に困ったのは、発光ギミックです。あの変身音を仕込むのは技術的にとても無理だとして、せめてフラッシュはさせられないかと思い、カメラ屋でレンズ付きフィルムの空きケースを譲ってもらったりもしましたが、ストロボの回路がどうしてもこの中に入りません。仕方なく、発光ダイオードに過電圧を掛けてお茶を濁してあります。その代わり、天辺には銀色を塗らない部分を設けて、せめて懐中電灯になるようにだけはしました。夜光塗料で暗闇で光るので、停電の時にも探し出しやすいのが売りといえば売りでしょうか。


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