雑物まとめ・6


 項目立てをする程でもない極小物六番目です。


 下の二つを組合わせたというか、ボトムズのベイスターズ版です。

 もとエムアイモルデのチョイプラスコープドッグ。左はレッドジョルダーに彩色したものですが、実は腕の所が別部品です。つまり、成形色の違う二つを組み合わせた訳ですが、部品の切り方が思惑と違ったので、結局あちこち塗らなくちゃいけませんでした。で、何にしてももう一組余るので、これをベイスターズ色に塗ってシールを貼り、バットを持たせた訳です。
 小さいから苦労しました。それに素材は他のプラモデルとそう違わない筈なのに、妙に塗装の乗りが悪い。余り綺麗に出来ませんでした。帽子の鍔だけ樹脂粘土で、後は「修理」以外何もしていません。
 一応自立用の部品は付いていますが、流石にバットを持たせると立ちません。ペットボトルの蓋に貼り付けてあります。


 このスコープドッグ、「ボトムズ」の放映中かその直後に買った物なのでの製品です。当時のタカラ(現タカラトミー)社製で、3,500円の値札が付いてます。プロポーションは悪くないのですが、右写真のように手や人形が水色というか塗装されていませんし、膝も金属剥出しです。それで久し振りに引っ張り出して塗装してみました。

 まあ、そう大したことはしていません。膝だのバックパックだのにガンダムマーカーエアブラシを掛け、人形をちまちま筆塗りしただけです。色焼けが出ているのですが、そこまで修正しようとすると分解が必要なので今回は見送り。色はガンダムとエヴァンゲリオンのをそのまま流用していますが、違和感はありません。こういう小フィギュアって、名人はちゃんとやるんだろな。私は地獄を見て、心が乾きました。
 しかし、妙に艶消しスプレーの乗りが悪い。プラスチックに直接スプレーした時に比べて艶が残りますね。ただやり過ぎるとカブるので、この程度で止めておきます。

 足の裏は車輪周りを塗りました。立てている分には見えないんですが、まあ一応。

 これ、の製品にしてはよく出来ていて、右のように乗り降りのポーズも出来ます。ただ、ハッチの固定が甘いので(古いせいかも)、蝶番の部分に木工用ボンドを少量塗って強化してあります。球体関節ではないので、ポーズ制限も高いのが残念。もちろん、改造する力量も勇気もありません。

 それにしても、この為にアマゾンプライムで「ボトムズ」を通しで見ている(恥ずかしながら初見。つまり見ていないアニメの玩具を買った訳で、それ程スコープドッグのデザインが良かったのですね)のですが、よく出来ていますね。あそこまでSF性の高い物が、既に受け入れられていたんだなあ。


 去る、横浜スタジアムでポケットモンスターのピカチュウが始球式をしました。それを再現したものです。

 ベースは、食玩のポケモンキッズ ピカチュウピカピカ大集合!編7番。体を白く塗った後シールを細く切って縞模様を作り、マークを貼り付けました。背中にはピカチュウ番号の025も着いています。本当は体の電流模様とか削るべきなんだけど、そのまま。手抜きだなあ。
 帽子とボールは百均の樹脂粘土ですが、ボールの縫い目って描くのが難しいですね。裏はいい加減。これらは磁石で着いています。
 実際の始球式ではピカチュウがボールを持てずに筒香が投げましたが、これは両手で持っているのを再現。鼠のような齧歯目でも、両手でなら持てるんです。右のようにベイスターズビールの瓶に旗を立てて、ポールに飾ったりなんかして。しかし、私はスターマンの絵が下手だ(因みに、「横浜一心」の字は、妻が書きました)。

 さて、前述のようにこの帽子は磁石で着いています。そこでクリスマスの季節にはサンタクロースの帽子に換え、中に発光ダイオードを仕込んでツリーの横に立ててみました。上の星は、こちらに書いたDB.スターマン・ジャックオーランタンの為に作ったのを透明粘土に改良したものです。この手のものに電飾をすると、ツリーの飾りって簡単に出来ますね。


宇宙暦53年11月11日改


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